最終更新時刻:2008年12月5日(金) 14時54分

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日経平均株価の落ち着く先は…

公開日時:
2008/10/12 04:46
著者:
snafkin7

今年初頭に、日経平均株価というのは超ロング(1949〜2008)で見た場合、いったいどういう動きをしているのか、こまめにエクセルに入れてグラフを作ってみたことがある。下のグラフは、2008年を現在の8200円くらいに設定したものだが、超ロングで見た場合、いろいろな傾向がよみとることができて、とても興味深い。

 

かつての経済学で高度成長期とバブル期を二こぶラクダの比喩で表現したことがあったが、このグラフを見ると、バブル期のコブがいかに異常数値であるかがわかり、2万円以上は傾向を見るのに無視した方がいいラインで、バブル崩壊後、株価を戻す頃も確かにあるのだが、その山の数値はだんだんと落ちていってること。15,000円ラインを日本の体力的な数値という見方もあったが、これを見るとそれも怪しく、せいぜい10,000円ラインなのではないかと疑いたくなってくる。

今年初頭の専門家の中には、18,000円を終値と予想する人たちもいたが、このグラフを見る限り、12,000〜13,000円がせいぜい、オリンピック後の世界経済の動向によって(特にアメリカ) 上に出るか、下に出るか、わからないが、最悪のシナリオを踏む8,000円台はないだろうと、私は別のブログで書いた。

しかし、世界経済は最悪のシナリオを踏み、日経平均株価も8,000円台を割りそうな勢いである。バブル後の最安値は7,600円くらいだから、傾向的には、この数値よりも下回る可能性が高いと思う。 

これはある意味、恐慌なのだが、木、金と街で飲んでいたが、意外と明るいのにびっくりした。

それは何故か。

既に格差社会はできあがっていて、はっきりいって、私も含め、関係ない人には関係ないからです。

但し、じわじわとマネーのない雰囲気は押し寄せてきて、「不景気」というような言葉が今以上に飛び交うのは時間の問題でしょうが…

1997年の通貨危機、ヘッジファンドによるグローバルマネー旋風の時は、ロシア市場での資金運用失敗で、何か終息地点がありましたが、その時よりも、情報ネットワークが進んだ上での悪玉の普及は、何かイメージ的に、終わりのない怖さがあって、その怖さが、進んだ情報ネットワークの上で口コミされていくという 、2重の怖さがあります。

救いは、スピードの速さか。

今回のことには世界中の叡智がすぐに動くはずでしょうから…

ネットが発達すればするほど、恐慌など存在しないだろうと、私は勝手に思ってましたが、今回のように確かに生じてしまう。

多くの情報が調整力となると勝手に思ってましたが、クローズされた情報までが世界を飛び交ってしまうのかと、新たな実感をいだきました。

マネーゲームはまだ終わっていない。

調整がきかない。

その感覚がつきまとう限り、落ち着かないのだろうと思う。 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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